ツーストのバイクでボアアップをしたら水温の管理が重要になります。特に夏場だと水温が上がりやすく悩いる方も多いと思います。
tzr系のラジエーターやNSRminiのラジエーターを流用するのもよいと思いますが、なんせ昔のバイクのものなので、中古しか手に入りません。
今回は新品で購入可能で実際に私が取り付けたcbr250rの社外ラジエーターや取り付けに必要なもの、取付方法などを解説していきます!
今回は干渉について考慮する必要があるので、少し苦労するかもしれません。
取り付けについて
取り付けは干渉を避けるために少しずつ取り付けを行いましょう。
手順1 純正部品の取り外し
まずは、ラジエーターを外したりする前にクーラントを抜きましょう!
オイル受け皿などをドレンボルトの下に置き、ドレンボルトを緩めてクーラントを抜きます。受け皿を持っていない方は、2リットルのペットボトルなどを用意して、その中にクーラントを入れましょう!
ドレンボルトを緩めても一気に出てくることはありませんが、ラジエーターのキャップをあけると勢いよく出てきます。こぼさないように気をつけましょう。
クーラントが抜けたら、ラジエーターや、ホースなどを外しましょう!この際、サーモスタットを取り外してもよいです!
ちなみに、サーモスタットの取り外しは簡単なので、ラジエーターを交換して水温の変化を確認してオーバーヒート気味だったら外すという対応でも十分です。
私は、オーバーヒート気味だったのでラジエーターを交換してからサーモスタットを外しました。なんとさびて固着していたかもしれません、、、、
とりあえず、もともとついているホースと純正ラジエーターを外すことができれば完了です!
手順2 取り付け準備
純正部品を取り外したら、次は取り付ける準備を行います。まずはラジエーターホースを必要な長さに切りましょう!
社外ラジエーターとエンジンをつなぐために、内径19mmのラジエーターホース、異径ホースコネクター、内径15mmラジエーターホースという順番でつなぐ必要があります。
内径19mmのラジエーターホースは2本用意する必要があり、長さの目安は6センチ前後です。
また、内径15mmのラジエーターホースは40センチ以上は用意しましょう。かなり曲がった通し方になるので、様子を見ながら調整しましょう。
次にステーを軽く取り付け、ラジエーターを仮組します。ホースを取り付けてみて長さの最終確認をします。ステーは3種類用意するのと、振動対策のためにゴムワッシャーを用意しましょう!
コイルが入っているラジエーターホースを使ったのですが、硬くてはさみで切ることができませんでした。ニッパーなどがあると良いです。
手順3 取り付け
先ほど長さを調節したホースを完全に取り付けます。また、純正ホースをそのまま使うところもあります。
また、ホースの内径が純正より大きく、クーラントが漏れそうになる部分があります。それは、シリンダーヘットの部分です。
そこは液状ガスケット塗るまたは、シールテープを巻いて調整しましょう!
手順4 確認
すべて取り付けが完了したら、クーラントを注ぐ前にすべての部品がついているか確認しましょう。
また、ドレンボルトが締まっているのか必ず確認しましょう。
確認出来たら、クーラントを注ぎます!そして、エア抜きを行いましょう!ラジエーターのふたを開けてしばらくエンジンをかけて、クーラントが減ったら追加しましょう!
また、今回購入したラジエーターホースは透明なのでエアを噛んでいたらすぐわかるので便利です!
購入したもの
CBR250R ABS 2011-2013 MC41 社外ラジエーター
今回購入したのはこのcbr250rの社外ラジエーターで中国製です。そのため、コスパ最強です!
ちゃんと届くか、使えるか皆さん不安だと思います!ぶっちゃけ私も不安でした!
取り付け用ステー、ねじ、ゴムワッシャー
取り付けにはこれらのステーが3種類必要です。また、振動対策にゴムワッシャーを使うことをお勧めします。
この画像の商品はラジエーターを上からぶら下げるように使います。
また、ぶら下げるだけでも良いですが、左右もしっかりと固定することをお勧めします。画像のように調整の幅があるものを購入しましょう。
ステーのサイズ感は取り付け幅が5センチ前後のものと3センチ前後のものを用意する必要があります。
私の場合は、とりあえず、上だけステーを取り付けて様子を見た結果、落ちないか不安で横も固定することにしました。一応リンクを張っておきますが、自分で長さを確認して、ホームセンターで買ったほうが良いかもしれません。
振動対策のためにゴムワッシャーを取り付けましょう!
振動対策は必須でカウルの固定部分などにも使えるので、多めに購入しても損はありません。
また、固定のねじはM6を使います。
最後に
今回も最後まで見ていただきありがとうございました。
このラジエータの取り付けはかなり苦労しました。しかし、純正以上に冷えるので夏場も安心してバイクに乗ることができます。
また、ラジエーターホースを透明なものに交換することで、見た目もよくなり、何らかの異常もすぐに知ることができます。
今後もNS-1の情報を発信していきたいのでよろしくお願いします!
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