ns-1やnsr50などのツーストバイクを購入したら、ボアアップしたり、チャンバーを交換したりしたいですよね?
しかし、現在は新品で入手可能なチャンバーは以前より少なくなりつつあります。ヤフオクやメルカリで安く購入するのもよいと思います。
やはり私は、新品が欲しかったので、リップスのステンレスチャンバーに交換したのでそのレビューと取り付け方法を紹介します!
リップス72ccSPLチャンバー
商品レビュー
商品のレビューを行いたいと思います。結論から言うと、音が変わりました!最高です!また、7500回転前後でパワーバンドに入る感覚で以前より乗りやすくなりました!
上の動画が今回購入したリップスのステンレスチャンバーで、下の動画が以前使用していた50cc用の社外チャンバーです。
燃費もよくなり、リッター19キロ程度でしたが、リッター21キロ程度に伸びました!
納期は2週間程度となっていますが、注文のメールをしてから自宅に届くまで2か月もかかりました。ステンレスチャンバーが非常に人気で生産が追い付いていないとのことでした。
梱包はしっかりしており、とても満足しています。ただ、メーカー自体のメールのレスポンスがあまりよくないので、2日以上たって返信が来ることもありました。レースなども行っているので仕方ないと思いますが、、、
振動と水温対策は次で解説します。
バイクのセッティングについて
エンジンはリップスの70ccステージ1プラスボアアップキットを使用しています。キャブレターもリップスのPE24をつけています。また、キタコのスーパーパワークリーナを使用しています。
ジェット類は基本的に組み込まれたままの状態で、スロージェットのみ52から50に変更しました。(まだ濃ゆいのでセッティングを詰める必要がありそうですが)
ちなみに、直キャブやファンネルの場合は、メーカー推奨はリップス製の場合はメインジェットが125前後スロージェットが45前後となっています。
また、スプロケットは純正が前14丁後41丁ですが、前16丁後40丁に交換しました。チャンバーを交換する前は前15丁にしていました。チャンバーを交換してから、低い回転数からパワーが出るようになり、回転数を下げて燃費をよくするために前を16丁にしました。
ステンレスチャンバーは振動に弱く、水温が上がりやすい傾向にあるというデメリットがあります。
それはステンレスの材質に由来します。そもそもステンレスは名前の通り錆びません!そのため、きれいな状態をキープできるので、ステンレス製のチャンバーを選びました。
しかし、ステンレスは熱伝導率が低いので外に熱を放出しにくい特徴があります。そのため、水温が上がりやすくなってしまいます。
また、ステンレスは硬いので、振動を吸収しにくいのでエンジンの振動が大きいと割れる原因につながってしまいます。
振動ですが、ゴムワッシャーををつけることで解決できます。
また、水温は55度から60度前後でキープするのが理想なので、ラジエーターの大型化や、水温計の取り付けが必須です。
取付について
取り付け手順は比較的簡単です。
必要なものは工具と別途購入した、ゴムワッシャー(M8用)と、エキゾーストガスケットと、液状ガスケットです。
また、手の油がチャンバーにつくのを防ぐために、手袋をつけて作業することをお勧めします。
純正チャンバーを取り外します。そして、エキゾーストフランジと、サイレンサー差し込み部に液状ガスケットを塗ります。これはメーカーに指定されています。
そしてエキゾーストガスケットをつけてからねじ止めし軽く固定します。干渉がないか確認出来たらスプリングを取り付けて本締めを行います。
この際、ノーマルマフラーステーとチャンバーを固定するところにゴムワッシャーを噛ませて振動対策を行いましょう。
ステーを使ってサイレンサーとフレームを固定したら完了です!
また、しばらくの間はアイドリングさせて液状ガスケットが固まるのを待ちましょう。
最後に
今回も最後まで見ていただきありがとうございました。リブラプロも有名ですが、ボアアップ専用チャンバーは生産中止されているので購入できません。リップスはボアアップキットなども作っているので、今後も在庫は安定してると思いますが、ステンレスチャンバーは受注生産なので時間はかかると思います。
しかし、それに見合った性能を発揮してくれると思うので、参考になれば幸いです!
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